Lili the Yorkie ♡

一見おしとやか・・実はカミツキガメなヨーキーリリとママの日記♪
梅干の種事件①

リリの誕生日まで3週間を切りました。

今年の誕生日こそは3度目の正直。
平穏無事に過ごせますように!
そう願わずにはいられないのです。

というのは、
昨年の2歳の誕生日は
以前に書いたとおりですが、

一昨年の1歳の誕生日。
こちらも痛すぎる記憶として
ママの脳裏に焼きついています・・・

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    *****

忘れもしない2015年2月26日。

その日、ママが仕事から帰ると、
「リリが梅干の種を食べた・・・」
と、ばぁばが言いました。

昼食時、ばぁばが梅干の種を
テーブルの下に落としてしまいました。

音に反応してすっ飛んで来たリリは
それをすかさず飲み込んでしまったのです。

これが運の悪いことに
紀州南高梅の巨大な種でした。

干し柿誤飲騒動のずっと前に、
実は、「梅干の種誤飲騒動」を
起こしていた我が家なのです・・・

IMG_2232s


ちょうどこの事件の数日前に
たまたま、とある方のブログで、
誤飲について読んでいたママ。

その方のご近所さんが飼っていた
チワワちゃんが梅干の種を
飲み込んでしまいました。

まさか腸に詰まっていたとは気づかず
原因不明の体調不良の末、
数日後に亡くなってしまいました。

後になって梅干の種による
腸閉塞だったと分かったそうです。

チワワちゃんが死んだのは
おばあちゃんのせいだ・・・と、
お孫さんに泣かれて
大変つらい思いをされたとのことでした。

    *****

ですので、リリが梅干の大きな種を
飲み込んでしまったと聞いて、
これはまずいな・・・と思いました。

すぐに病院へ連れて行ったのですが、
昼に種を飲み込んでから
すでに6時間以上経過していました。

もしかすると、すでに腸管の中に
入ってしまっているかもしれません。

排泄されればよいのですが、
万が一腸管内で詰まった場合、
開腹オペとなってしまいます・・・。

記念すべき1歳の誕生日に
厄介なことが起こってしまったのでした。

<②へつづく>


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2017/02/07(火) 12:00:00 | 梅干の種事件 | Trackback(-) | Comment(-)
梅干の種事件②

2015年2月26日。

記念すべき1歳の誕生日に
紀州南高梅の大きな種を
飲み込んでしまったリリ。

    *****

まずは念のためにレントゲンを
撮ってみることになりました。

もちろん、種なので
はっきり写るわけではありません。

ちなみに、この時ママは、
レントゲンの補助要員に大抜擢されました。
(スタッフさんの手が空いていなかったようで)

レントゲン室に入ると、
鉛の重たいエプロン(防護服)を着ました。

先生が前足を固定し
ママが後ろ足を持つことになりましたが、

ただでさえチキンなリリは
不自然な体勢で押さえつけられると、

活きのよいマグロ状態で
バッタバタッと暴れて逃げようとしました・・・。

IMG_1527s


「きゃー!!こわいー!!
これ、関節外れませんかっ!!」

「大丈夫ですから、
もっとしっかり固定して下さい!!」

といったやり取りを経て、
へっぴり腰なママ、
何とか2枚の撮影補助をやり遂げたのでした。

    *****

リリのレントゲン写真には
なんとなくこれじゃない?的な
うっすらとした影は写っていましたが、

梅干の種がまだ胃の中にあるという
確証にはなりませんでした。

色々話し合ってみて、まずは
薬剤による催吐処置を受けることにしました。

当時、催吐薬剤で主流だったのはオキシドール。
過酸化水素水でいわゆる強い漂白剤。

副作用は食道や胃粘膜が
真っ赤にただれてしまうことです。

かわいそうだけど、
この時はこれしか選択の余地がなかったのです・・・。

胃が空の状態で吐くのは負担がかかるそうで、
先生はドッグフードを持ってきましたが
緊張状態のリリは一向に食べようとしません。

ならば、薫り高きウェットフードはどうだ、と
食べさせようとしますがこれも全くダメでした。

先生は二人がかりで
リリの口を無理やりこじ開けて
のどの奥にフードを突っ込もうとしました。

その乱暴さにブチ切れたリリは
ガルルゥゥゥ!!と怒っていました。

必要な前処置とはいえ、
見ているママも本当につらかった・・・

    *****

その後、オキシドールを
のどの奥に注入されたリリ。

まもなく強い吐き気に苦しみ始めました・・・。

<③につづく>


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2017/02/10(金) 12:00:00 | 梅干の種事件 | Trackback(-) | Comment(-)
梅干の種事件③

梅干の種を誤飲して
オキシドールによる催吐処置を
受けることになったリリ。

オキシドールを胃に注入されて
まもなく効果が現れました。

次々と襲ってくる激しい吐き気。
そして激しい嘔吐・・・。

体を波打たせながら
1分間に数回のペースで
吐き続けました。

最初の数回は先ほど口に入れられた
内容物がありましたが、

その後は胃液の混じった
オキシドールの泡を吐くのみでした。
(オキシドールは体内で分解され、酸素の泡が大量に出ます)

これが7~8分ほど続きました。

かわいそうで、かわいそうで、
本当につらくて見ていられませんでした。

つらくて、つらくて、
無意識に手を合わせて
種出て来て・・・
種出てきて・・・
と、念じることしか出来ませんでした。

だんだん吐く間隔があいてきました。
最初の嘔吐から
10分ほど経過したでしょうか。

もう何回吐いたか分からないくらい
吐き続けていました。

処置室の床の上に敷き詰められた
新聞紙の上は、リリの嘔吐の泡だらけでした。

でも、梅干の種は出てきませんでした・・・。

オキシドールの効果も
そろそろ切れかかっていました。

やっぱりだめか・・・。

諦めかけたその時!!
最後の力をふりしぼって吐いたリリ。

ポロっ・・・。

その小さなお口から
大きな大きな梅干の種が出てきたのでした。

奇跡の瞬間にママもばぁばも
涙、涙で喜びました。

通常、催吐処置は異物誤飲から
1時間以内と推奨されています。

リリの場合、すでに
6時間以上が経過していましたが、

種がとても大きかったので
幸いにも、腸管へ入らず、
胃の中に留まっていたのでした。

    *****

兎にも角にも
記念すべき1歳の誕生日に
こんなにもつらい思いを
させてしまっていたのです。

本当にかわいそうなことをしたと
リリの誕生日が近づくたびに
いたたまれない気持ちになります。

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本当に誤飲はこりごりなのです・・・。
正直、この時、もう二度と催吐処置は
受けさせたくない・・・と思いました。

なのに、昨年11月の干し柿の誤飲
食べ物に異常な執着があるリリ。

細心の注意を払っていたのに、
また繰り返してしまいました・・・。

誤飲のたびに心が砕けそうで
寿命が何十年も縮む思いがします。

もうすぐ迎える3歳の誕生日。
今年こそは平穏無事に過ごせますように。

リリとママにとって
平凡な毎日ほど幸せなことはありません。

<おわり>

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一般的な催吐薬剤について残しておきます。

数年前までは安全性の高いトコン(吐根)という
生薬のシロップが使われていましたが、
過食症の人が乱用してしまうので
残念ながら販売中止になってしまいました。

現在はオキシドールかトラネキサム酸が主流。

オキシドールは簡便ですが
粘膜はめちゃくちゃ荒れます。

トラネキサム酸の静注は
比較的副作用は少ないと言われますが、

従来の使用目的(止血・抗炎症)とは異なるため
それなりのリスクがある場合もあります。

何を使うかは獣医さんの考え方次第ですが
どの薬剤を使うにしても
100%安全な方法はないですし
催吐処置はわんこへの負担が大きすぎます。

飼い主が気をつけるしかないとよく言われますが・・・
ほんと耳も胸も痛いです・・・。


【犬の誤飲参考資料
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2017/02/12(日) 12:00:00 | 梅干の種事件 | Trackback(-) | Comment(-)
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