Lili the Yorkie ♡

一見おしとやか・・実はカミツキガメなヨーキーリリとママの日記♪
膵炎闘病記【2】

※これはママの回想録です。
 
膵炎とは、本来なら十二指腸内で
活性化されるべき膵液が、
何らかの要因で、膵臓内で活性化され、
膵臓組織に炎症を起こすとともに、
自分自身を消化してしまう状態です。

慢性と急性に大別され、

慢性膵炎は、
他の消化器疾患と区別がつきにくく
元気がなくなったり、食欲不振(食べムラ)が
''断続的'' に続きます。
また、嘔吐・下痢を伴うこともあります。
炎症が慢性化することで、
膵臓の細胞が萎縮・線維化して
徐々に壊れてゆきます。

一方、急性膵炎は、
激しい痛みを伴いながら炎症が進み
血管の透過性が亢進して
血管内が脱水状態に陥ります。
炎症反応の連鎖により、
さまざまな臓器が悪影響を受けてしまいます。
循環血流の減少によるショックや、
DIC(播種性血管内凝固症候群)などの合併症を
併発した場合の死亡率はかなり高くなります。

慢性膵炎、または急性膵炎の初期段階では、
共に、ごくありふれた胃腸症状ですので、
血液検査(v-LIP, Spec cPL:膵特異的リパーゼなどの測定)
をしない限り、診断は難しく、「よくある消化器の不調」
程度にしか認識されないこともあります。

胃腸の具合が悪い時に、もし血液検査を受けるならば、
念のため項目に「リパーゼ」を入れてもらうと、
膵炎の''疑い'' として、スクリーニングできる可能性は
あるかと思います。

犬の消化器疾患は、いずれも最初は同様の症状を
呈することが多いです。

胃腸炎、IBD(炎症性腸疾患)、
蛋白漏出性腸症または肝臓病などの
その他消化器疾患との鑑別のためにも、
早い段階での総合的な検査は必須と思われます。

リリはたまたま運が悪かったのかもしれませんが、
病院へ行っても、膵炎に結びつくまでには、
結果的にとても長い期間を要してしまいました。

これらの検査の早期必要性を、ママも獣医さんも、
しっかり認識していなかったからです。

膵炎は今まで、高齢犬に多いとされてきましたが、
年齢に関係なくどの仔にも起こりうる病気です。

近年、その発生頻度は確実に増えており、
決して珍しい病気ではないのです。

特に、急性の場合、たとえ「疑いの段階」でも、
確定診断を待たずに、早期に治療(持続点滴)
を始めないと、命を落とす可能性もあります。

単なる胃腸の不調で済まされてしまうか、
もう少し突っ込んで調べてくれるか、
これは、獣医師の知識や経験、
あるいは勘がものを言うと思います。

ただ、私たちにも、ほんのちょっと知識があれば、
もしかしたら、早期に気づいてあげられるかもしれません。

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つづく

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2016/05/11(水) 14:00:00 | 膵炎闘病記 | Trackback(-) | Comment(-)
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