Lili the Yorkie ♡

一見おしとやか・・実はカミツキガメなヨーキーリリとママの日記♪
玉ねぎ中毒について

先週末、ママのいとこが
不安そうに電話してきました。

飼い犬のシルク(マルチーズ)が
サラダの細切り玉ねぎを
少しだけ食べてしまったとのこと・・・

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(昨年の秋の写真です)

まぁ、比較的少ない量だし、
万が一、血尿が出たら
すぐに病院へ行けばいいのでは?
ってことで様子を見ていました。

(※ちなみに、この場合の血尿は、
ヘモグロビン尿と言われるコーラ色の尿です)

    *****

わんこの場合、
玉ねぎやネギの成分で
赤血球が壊れる…ということは
知っていたけれど、

もうちょっと詳しく調べてみたので
忘れないようにメモしておきます。


【原因物質】
アリルプロピルジスルフィドなどの
有機チオ硫酸化合物
(加熱しても毒性変化なし)

【含有食材】
タマネギ、ネギ、ニンニク、ニラなどのネギ属

【機序】
上記成分が赤血球中のヘモグロビンを酸化
→赤血球変性(ハインツ小体形成)
→赤血球崩壊(溶血)
→ヘモグロビン流出

【犬種差】
日本犬>外来種
(中毒を起こしやすい赤血球型が
遺伝的に日本犬に多いため)


【中毒量】
個体差あり、不明
参考:玉ねぎ(生)約10~15g/kg

【症状】
摂取後半日~数日以内に出現

・血尿(ヘモグロビン尿)
・貧血(酸欠、息切れ)
・間接ビリルビン上昇
(ビリルビンはヘモグロビンから合成されるため)
・高カリウム血症
(赤血球内のカリウムが流出するため)

【治療】
対症療法中心(輸血は重症例のみ)

・赤血球の酸化を防ぐビタミンC・E投与
・強肝剤
・点滴で電解質バランス是正
・活性炭で原因物質を吸着させる
・ステロイド剤が有効な場合もある

    *****

基礎疾患(持病)がなく、
造血機能が正常ならば
重症化は稀とのことですが、

不運にも命を落としてしまうコが
いることも事実ですので、
決して侮れませんねぇ・・・

IMG_4669s.jpg
(ひと(いぬ)のこと、言えないでしょ!)

興味深いことに
人間でも一度に10玉くらい
タマネギを食べると
わんこと同じ原理で溶血して
血尿が出るそうです。
(体を張って試した研究者がいるそうな…)

    *****

あれから5日目。
シルク、事なきを得ました。

ネギ類って万能食材だから
我が家もしょっちゅう食卓に上ります。

リリも絶対に気をつけなきゃ


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