Lili the Yorkie ♡

一見おしとやか・・実はカミツキガメなヨーキーリリとママの日記♪
膵炎闘病記【12】

※これはママの回想録で
膵炎闘病記【11】のつづきです

2016年1月6日。
突然の、急激な体調悪化により、
緊急で病院へ担ぎ込まれたリリ。

この夜、対応して下さったのは、
初々しい感じの若い男性獣医師でした。

ぐったりしたリリを診察台にのせると、
先生は体温測定や聴診、触診を始めました。

超ビビリで、緊張しぃのリリは、
本当は痛かったはずなのに、
お腹を触れられても、
うんともすんとも言いませんでした。

そして、血液検査のための採血が行われました。

結果が出るまでの十数分間、
明かりの消えた薄暗い待合で、
とても不安な時を過ごしました。

ママの腕の中で、小さく丸まったリリを抱きしめながら、
どうか大事に至らないでほしい・・・と願っていました。

    *****

再び診察室に通されると、
血液検査の結果が書かれた紙を渡されました。

ほとんどが異常を示す赤い項目でした。

そして、先生は静かに話し始めました。

「今、この仔の体の中で起こっているのは急性膵炎です。」

「急性膵炎はとても死亡率が高い病気で、
治療が遅れて症状が進行した場合、
合併症で約半数の仔は死亡します。」

ママはその言葉を気丈に受け止めましたが、
ばぁばは、半ば悲鳴に近い声を上げました。

先生は、膵炎の病態・治療法を
ひと通り説明した後、さらに続けました。

「DIC(播種性血管内凝固症候群)を起こした場合、
死亡率はさらに高くなります。」

DICに関しては、ママもほんの少し知っていて、
人間で起こった場合も、かなりの死亡率なのに、
ワンコの場合は、もっと厳しいんだろうな・・・
ということは何となく分かっていました。

IMG_4071s.jpg


DIC(播種性血管内凝固症候群)とは、
読んで字のごとく、
体のあちこちの血管内で血液凝固反応が起こることです。

血栓が全身にできると、循環不全を来たし、
各臓器が機能しなくなります。
つまり、多臓器不全へと陥ります。

さらに、血小板の急激な消費により
今度は全身の組織で出血が起こり始めます。

急性膵炎の怖いところは、すべてここにあると思います。

膵炎による炎症が、
血管内の炎症を引き起こす物質(=サイトカイン)を刺激し、
さらにそれが、血液凝固系を異常に亢進させる・・・という、
最悪の連鎖反応が起こってしまうのです・・・。

即、命を左右する本当に恐ろしい病態です。

ちなみに、DICは、ワンコの場合、
悪性腫瘍や子宮蓄膿症、膵炎に併発すると言われていますが、
感染症や熱中症(脱水)でも起こることがありますので、
これからの季節、ママも十分注意していきたいところです。

話が少しそれましたが、まだまだ続きます。

つづく

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2016/06/04(土) 18:23:02 | 膵炎闘病記 | Trackback(-) | Comment(-)
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