Lili the Yorkie ♡

一見おしとやか・・実はカミツキガメなヨーキーリリとママの日記♪
膵炎闘病記【13】

※これはママの回想録で
膵炎闘病記【12】のつづきです

緊急の血液検査の結果、膵臓の値がかなり悪く、
また、周辺臓器の機能も低下していることから
急性膵炎の中でも、重症度の高いものと診断されました。

膵炎マーカーである、v-LIP(犬膵特異的リパーゼ)は、
正常値0~160のところ、検出限界(>1000)を
超えてしまっていました。

もう少し具体的な数値を調べるために、
さらに血液を希釈して測定したところ、
1899 U/L という結果が出ました。

しかも、異常値は膵臓だけでなく、
肝臓、腎臓、脱水など多岐にわたるものでした。

腎機能低下で尿毒症が認められ、
肝機能も悪化していることから、
炎症の影響が他の臓器にまで及んでいることを
先生はかなり心配していました。

ただ、幸いなことに、
血小板数はなんとか正常範囲内で、
最も懸念すべき DIC(播種性血管内凝固症候群)の兆候は、
まだ見られていませんでした。

しかし、いつ発症してもおかしくないレベルなので、
すぐに治療に入らなければならないとのことでした。

万が一、DICになってしまったら、
死亡率はぐんと上がってしまいます。
急速に進行した場合、治療の甲斐なく、
大多数の仔は死んでしまうそうです。

'' なってからでは遅い、
すぐにでも治療を開始して発症を防ぐ ''
ということに、リリの命がかかっていました。

    *****

実は、急性膵炎には特効薬がありません。

カモスタット(フオイパン®)といった
膵液中の消化酵素を抑える薬(タンパク分解酵素阻害薬)
もありますが、決して、効果てきめんではなく
あくまでも補助療法としての位置づけとなります。

まず、輸液により脱水を是正し、
血流の改善を図ることが、治療の基本となります。

血液が希釈されることにより、
漏れ出した膵酵素が薄まり、
血液凝固反応も起こりにくくなります。

また、膵液によって溶けて壊死した細胞への感染を防ぐために、
抗菌剤(リリの場合は2種類併用)が投与されます。

そして、暴走した膵臓を安静化させるために、
しばらくの絶飲絶食、その後、水分、炭水化物から開始し、
徐々に療法食(低脂肪食)を始めていきます。

対症療法として、制吐剤や鎮痛剤も適宜投与されます。

軽度の膵炎の場合は、
通院による輸液治療も可能なようですが、

リリのように重症の場合、
入院による24時間持続点滴で、
徹底した管理が必要とのことでした。

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つづく

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2016/06/17(金) 12:00:00 | 膵炎闘病記 | Trackback(-) | Comment(-)
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